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「最後の砦」考察

いろいろと、皆さんにご意見を伺いましたので、それをもとに、相棒season7第7話「最後の砦」について、改めて考えてみたいと思います。
みなさん、ありがとうございました。


1.今シーズンは、亀山薫(寺脇康文)卒業のシーズンである。
2.season6最終回の亀山と小野田のやり取りは、今シーズンへの布石と考えている。
3.相棒は他でもない、そのストーリーが最大の魅力であり武器である。
4.相棒が、亀山卒業に際して、人員整理のようないい加減なエピソード(何のフラグもなく、犯人に刺されて殉職しました~など)で卒業させるはずが無い。
5.わざわざシーズン前に卒業を発表したということは、制作サイドにそれなりの準備と覚悟があるはず。


これが今シーズンの相棒を鑑賞するにあたっての僕の考え、期待です。(いや、もう呪縛かもしれない(笑))

だから、これまでのシーズンはその他の刑事ドラマと一線を画したストーリーで魅せるドラマとして、相棒は相棒であったと思いますが、今シーズンだけはいくつかの回については、亀山卒業に影響を及ぼすシーンがあるはずだと思っているんです。

いただいたご意見には、『亀山卒業を意識し過ぎでは?(もっと肩の力を抜いて楽しみましょうよ))』といったご意見もありました。
確かにそうかもしれません。
でも僕は…まだ受け入れ切れてないのでしょうね。亀山薫がいなくなるということを。
だからこそ、薫ちゃんの卒業は、いい卒業であってほしい、そして、それは恐らく薫ちゃんが自分で決めることだろうから、そこに至る薫ちゃんの心境を追いたい、と。
そう思っているんです。
今シーズンは、できるだけもがいてみようと。
ですから時々、節目の回の後にはこうやってもがもがするかと思いますが、暖かく見ていてもらえたら、と思います。

前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。
§相棒馬鹿での呼びかけに始まり、みなさんの感想をいただきました。すごく参考になりました!
まず、非公開コメでいただいた意見の中に、「亀山卒業を意識しすぎでは?」というご意見がありました。
これについては、個人的には「意識したいのよ!」という気持ちもありましたが、確かにそうかもしれないと思うところもあり、皆さんのご意見からようやく理系人間として中立に場合分けをすべきだろうという考えに行き着きましたので、以下どうにかやってみます。

A.今回のエピソードは亀山卒業と関係ない
うん、我々が意識しすぎだと仮定するならば十分ありえます。
ただ、薫ちゃんの卒業の仕方もどういう形かまだわからないので、終わってみて「あぁ!今思えばあれも、これも、あのエピソードもこれに至る伏線だったなぁ」と言える、そんな要素の一つの可能性。これが一つ。

ただ、今シーズンに過度の期待をしている僕はこちらをプッシュしたい。
B.今回のエピソードは亀山卒業と関係ある
やはりあってほしいんですよ。
ですから、以下の考察は今回のエピソードを元にいかに薫ちゃんが卒業するかを考察してみたいと思います。
重要なのはやはりこれらの台詞。
「強いですね、右京さんは・・・そして正しい」
「右京さんが違法捜査したら、きっとそうしなきゃならなかった、そういう事情があったんだって、俺は考えると思います。 右京さんは俺の上司で、相棒ですから。」
「だとするならば諸刃の剣なのかもしれませんねぇ、警察官の仲間意識というものは。」

これらの台詞には、製作サイドの何らかの意図があると思うんです。
そしてそれを僕一人では考え切れなかった。。

色々とご意見をいただいて、少し考えが変わりました。
つい騙されていましたが、そうなんです、右京さんは確かにすごいですけど、エスパーでもないしましてや万能ではない。頭のかなり切れる変人なんでした。
それを忘れていた僕は、少し右京さんの言動に期待しすぎていたみたいです。
だからこそ前回、薫ちゃんそれじゃだめじゃん、だなんて思ったんですが、そう、右京さんは万能じゃない。ましてや人の感情の流れには疎い。薫ちゃんにどんなことがあったかなんて知らないわけで、そう、だから、最後の台詞はいつもの右京さんなんですよね。正しいことを言うっていう。

でも、みなさんのコメントから、薫ちゃんにはいろいろあったけど(小野田との会話とか、右京と野村警部補の話の盗み聞きとか)、右京さんには何もなかったっていうのに気づきました。
これが一番重要だったような気がします。
いろいろあった薫ちゃんが考えた結果、俺は右京さんを信じますよ、的なあの台詞につながったんですよね。ただただ同調するだけの馴れ合いとは違う、相棒という名にふさわしい関係であると。
それに気づいたとき、右京さんと野村警部補の話を盗み聞きしていた薫ちゃんの、「もしそうなら、ここであなたは変わるべきです。」という言葉に、何か気づいたような仕草をみせたことにも合点がいきました。
その前のシーンで、右京さんの強さと正しさを目の当たりにした薫ちゃんは、きっと自分の自身を失いかけていたんだろうと思います。
俺は右京さんほど強くなれないし、正しくもなれない、と。
しかし、右京さんの「ここであなたは変わるべきです」という言葉をきいて、「気づいたときに変われば、そこから始まるんだ」と思ったんじゃないでしょうか。
リセットするチャンスを見出した、というか。
そこで、警察官としての本分を見直し、その後の行動に繋がっていった、と。
今思うとそう思えます。

そして最後の台詞ですが、やはりあのやり取りは右京さんの限界が描かれていたんだと思いました。(これもコメントにて教えていただきました)
つい万能だと思える右京さんですが、決してそうではない。
あのときの右京さんは、ちょうど感じていた警察官の仲間意識の危険について考えをとらわれたまま、薫ちゃんの答えを聞いてしまったんでしょうね。

しかし、一方の薫ちゃんは、その先を行っていたというのが正しい理解のように思います。
薫ちゃんはあそこで真意の半分しか言葉にしなかった、というコメントでいただいたご意見が正解のように思えます。
それを僕なりに解釈するならば、
「俺は右京さんを信じてますよ、でももし違法捜査をしたとしたら、それが正しいことのためだったって、ちゃんと見極めます」
というのが、薫ちゃんの答えの全文なんじゃないでしょうか?
みなさんのコメントを読んで、もう一度見直してみたら、薫ちゃんはあの時、それだけの決意を持って右京さんに答えを話しているように見えました。

しかし、右京さんはいつもの思考ですので、薫ちゃんの真意の後半を見抜けず、さらに言うと(これは私見ですが)、きっと右京さんは、「僕が違法捜査で罪を犯したならば、きちんと対応してください」と思っていると思います。だから、薫ちゃんの答えに「諸刃の剣」だと答えた。
もしくはそこまで深くなく、右京さんとしては「君はそう思ってくれていますか、ですがその思いは諸刃の剣かもしれませんから、もしもの時はきちんと対応してくださいよ」ぐらいのことを、照れ隠しで端折って答えたのかもしれません。

いずれにしても、その後が明るい相棒メインテーマでしたから、薫ちゃんはそんなにネガティブに捕らえてはいないような気がします。

・・・随分長くなってしまいましたが、私の出した結論は
「今回のエピソードは、今後の二人の関係性に影響するもではあるが、亀山薫卒業に直接的に影響するかどうかは不明」
です。(・・・あ、なんかあっさりですか


いろいろとご意見を下さった皆さん、ありがとうございました。
本当に、考えが行き詰っていた状態で、§相棒馬鹿の日向。さんに場所をお借りして、皆さんのご意見を伺えて、本当によかったです。
ありがとうございました。

これからも一緒に相棒を楽しんでいきましょう!

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[ 2008/12/07 01:18 ] 相棒雑記 | TB(0) | CM(0)

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